※ネタバレを含みますのでご注意ください。
こんにちは、ふくです。
2019年11月22日、『アナと雪の女王2』が公開されました!
日本では2014年3月14日に公開され、超大ヒットした『アナと雪の女王』の続編ということで期待されていますね。
私も早速観てきました!
ディズニーのミュージカル映画が大好きで、前作も大好きなので、とても楽しみにしていました。
『アナ雪2』では、前作では明らかにされなかった謎が明らかになりました。
なぜエルサには魔法の力があるのか、エルサとアナの両親はなぜ航海に出たのか。
今回は、『アナと雪の女王2』のネタバレあらすじと感想をお伝えしていきます。
11月26日、2回目を観て追記・修正しました。
アナと雪の女王2のネタバレあらすじ
魔法の森のお話
エルサとアナが幼い頃、父・アグナルから「魔法の森」のお話をしてもらいました。
魔法の森には、ノーサルドラの民が住んでいました。
彼らは魔法は使えませんが、風の精霊、火の精霊、水の精霊、大地の精霊の恩恵を受け平和に暮らしていました。
アレンデール王国とノーサルドラの民は友好を深め、アレンデール王国は友好の証として魔法の森にダムを建設しました。
その完成式典に、ルナード国王(エルサとアナの祖父)と共に参列していたアグナル。
式典の最中、アグナルは風の精霊と戯れるノーサルドラの女の子を見つけました。
その時、突然、アレンデール王国の兵士とノーサルドラの民の戦いが始まってしまいます。
人間たちの争いに精霊たちは怒り、魔法の森は深い霧に包まれ、閉ざされてしまいました。
戦いに巻き込まれたアグナルは、意識を失ってしまいましたが、女の子に助けられました。
アグナルの「魔法の森」のお話はここまで。
そして、母・イドゥナが歌う「アートハラン」の子守唄を聴きながら眠りにつくエルサとアナでした。
不思議な歌声
時は流れ、前作『アナ雪』から3年後、アレンデール王国の人々は穏やかで平和な日々を過ごしていました。
ある時、エルサにだけ「不思議な声」が聞こえるように。
不安になるエルサでしたが、アナには心配をかけまいと、「不思議な声」のことは話しませんでした。
やがて、エルサは「不思議な声」が自分を呼んでいることに気づきます。
その声に応えるように魔法の力を解放した、その時、アレンデール王国に天変地異が起こります。
家の明かりや街灯が消え、噴水や滝の水が止まり、風が吹き荒れ、石畳が盛り上がり、町の人々は崖の上に避難しました。
そこでエルサは、精霊たちを起こしてしまったこと、「不思議な声」のことをアナに打ち明けました。
ちょうどその時、トロールたちが現れます。
トロールの長・パビーに、真実は別にあること、アレンデール王国に危機が迫っており、未来が見えないことを告げられます。
不思議な声の元に答えがあると確信するエルサ。
そして、エルサ、アナ、クリストフ、スヴェン、オラフは、未知の旅へ出発しました。
魔法の森
「不思議な声」に導かれ、エルサたちがたどり着いたのは、あの「魔法の森」でした。
霧に覆われ、結界が張られ、誰も入ることができない「魔法の森」でしたが、エルサが霧に触れると、エルサたちを招き入れました。
美しい森に感動していたエルサたちでしたが、精霊たちの攻撃を受けてしまいます。
エルサは氷の力で対抗し、最後には風の精霊と火の精霊を手懐けることに成功します。
風の精霊との戦いの中、エルサの氷の力が、昔「魔法の森」で起きた争いを氷像として浮き上がらせました。
水には記憶が宿っているそうです。
そこには、父・アグナルの姿も。
そして、アレンデール王国の兵士とノーサルドラの民に出会います。
彼らはずっとこの森の中に閉じ込められていたのです。
彼らから話を聞く中、エルサが持っている母の形見のショールには、精霊たちの印が装飾されており、ノーサルドラのものだと判明します。
そして、氷像のアグナルと共にいる女性が身につけているショールが同じものであることに気づきます。
アグナルを救ったのは、母・イドゥナであり、イドゥナはノーサルドラの民だったのです。
また、風の精霊、火の精霊、水の精霊、大地の精霊の他に、第5の精霊がいることも分かりました。
エルサ、アナ、オラフは、「不思議な声」に導かれ北に進むと、南の海で沈没したはずの両親の船を発見します。
船には、過去のすべてを知る川「アートハラン」への地図が残されており、また、船に残っていた「水の記憶」から、両親の最後を知ります。
両親は、エルサの魔法の謎を知るために航海に出たのでした。
一方、クリストフは、旅中ずっとアナにプロポーズをしようと試みていますが、うまくいきません。
はぐれたクリストフとスヴェンはそのまま置いてけぼりになってしまいました。
アートハランへ
エルサは自分の魔法の謎を知るため、「アートハラン」に向かいます。
アナとオラフも同行していましたが、危険を感じていたエルサは小さな氷の船を作り、そこにアナとオラフを乗せて、坂を滑らせ、遠ざけてしまいます。
「不思議な声」は、「アートハラン」の方から聞こえてきます。
エルサは、「アートハラン」に向かうため荒れる海を渡ろうとしますが、馬の姿をした水の精霊に行く手を阻まれます。
なんとか水の精霊を手懐け、「アートハラン」にたどり着くことができたエルサ。
そこでエルサは、自分が第5の精霊であり、人間たちと精霊たちの架け橋として生まれたことを知ります。
すると、エルサに今まで以上の魔法の力が宿ります。
そして、過去のすべてを知る川「アートハラン」の「水の記憶」で、「魔法の森」で起きた争いの真実を知ります。
アレンデール王国が建設したダムによって、「魔法の森」の力が弱められていました。
そして、エルサとアナの祖父・ルナード国王は、ノーサルドラの民を信用しておらず、ノーサルドラの長に背後から切りかかったのです。
真実を知ったとき、エルサは氷漬けになってしまいます。
凍りつく瞬間、氷の魔法で真実をアナに伝えました。
いまわたしにできること
一方、氷の船に乗せられ川に流されたアナとオラフは、洞窟にたどり着きました。
洞窟の中をさまよっていると、エルサからのメッセージが届き、真実を知ります。
そして、エルサの魔法の力でできているオラフの体が崩れていってしまいました。
エルサとオラフを失った悲しみで泣き崩れていたアナでしたが、いま自分ができることは争いの原因となったダムを破壊することだと思い、立ち上がります。
大地の精霊を呼び起こし、挑発するアナ。
ダムの方に逃げて、大地の精霊の力でダムを壊そうと考えます。
大地の精霊に踏みつぶされそうになった、その瞬間、クリストフとスヴェンに助けられます。
なんとかダムまでたどり着いたアナ。
ダムを壊させまいと立ちはだかるアレンデール王国の兵士を説得し、共に大地の精霊を呼び寄せます。
ついに、大地の精霊の投げる岩がダムに直撃し、ダムが崩壊します。
溢れ出る水が向かう先には、アレンデール王国があり、このままでは水に流されてしまいます。
その時、氷漬けになっていたエルサが復活!
エルサは水の精霊の背に乗り、アレンデール王国に向かいます。
溢れ出た水がアレンデール王国を飲み込もうとするその瞬間、エルサは水を追い越し、アレンデール王国の前に立ちはだかり、氷の魔法で作った壁でアレンデール王国を守りました。
「魔法の森」の霧も晴れていきました。
長年閉じ込められていたアレンデール王国の兵士たちやノーサルドラの民も喜んでいます。
そして、死んでしまったと思っていたエルサと再会し、エルサの魔法の力と「水の記憶」でオラフも蘇りました。
ここで、クリストフがアナにプロポーズし、アナは受け入れます。
ハッピーエンド
アレンデール王国に帰ってきたアナは、エルサに代わりアレンデール王国の女王になりました。
そして、エルサは「魔法の森」でノーサルドラの民と共に暮らすことにしました。
二人は、風の精霊の力で手紙のやりとりをし、時々一緒にゲームをして過ごしているようです。
おしまい。
感想
『アナ雪2』おもしろかったです。
前作から3年後の物語ですが、アナとエルサがより大人になって、より可愛くなったなぁという印象です。
クリストフもかっこいいと評判ですね!
そして、オラフは相変わらずで、可愛かったです。
新しく登場した精霊たちも個性的で魅力的でしたね。
特に、火の精霊は可愛くて人気が出そうですね!
後付けのストーリーは難しいと思いますが、なかなかうまくできていたのではないでしょうか。
前作とは全然違ったストーリーですが、前作よりもドラマチックで感動的でした。
でも、一度観ただけでは分からないところもありました。
特に、エルサが氷漬けになってしまったのはなぜ?と思いました。
寒さを感じないはずのエルサが凍えていました。
まあ、そういう観た人が想像したり考察したりできる余地があるのも良い映画の条件なのかなと思います。
前作と同じくらい良い映画でしたが、前作ほどにはヒットしないだろうとは思いました。
前作『アナ雪』は、やっぱり、主題歌「Let It Go(レット・イット・ゴー)」を始め、「生まれてはじめて」「とびら開けて」「雪だるまつくろう」など、キャッチーな音楽ばかりだったことが成功の大きな要因だと思います。
今作『アナ雪2』の楽曲も素晴らしくて、ストーリー同様ドラマチックな曲ばかりなのですが、前作の曲に比べるとキャッチーさがあまりなく、歌うのが難しいと思いました。
クリストフのソロ曲は、どポップスでMV風の演出がちょっと可笑しかったです。
前作の内容がところどころにおもしろおかしく散りばめられているのも楽しかったです。
2回目を観て エルサが氷漬けになってしまったのはなぜ?
エルサが凍り始めたのは、「魔法の森」で起きた真実を知るために「アートハラン」の奥深くに飛び込んだときでした。
「アートハラン」の奥深くの寒さなのか、真実の冷たさなのかは分かりませんが、それによってエルサは氷漬けになってしまったようでした。
氷の精霊なのに凍ってしまうなんてのよっぽどですね。
それから、改めてキャラクターが魅力的で、それぞれの個性が立っていて、それぞれの関係性がしっかりと描かれていると思いました。
それぞれの関係性は違うんだけど、それぞれが想い合っているのが伝わってきて優しい気持ちになりました。
1回目は字幕版、2回目は吹き替え版を観ました。
やっぱり日本語吹き替えの声優さんたちは素晴らしいですね!
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アナと雪の女王2に隠しキャラはいる?
ディズニーアニメといえば、隠しキャラですよね。
前作『アナ雪』にも『塔の上のラプンツェル』のラプンツェルとユージーンが登場していて話題になりました。
『アナ雪2』にもきっと隠しキャラがいるだろうと思って観ていましたが、1回目では見つけられませんでした。
調べてみたところ、冒頭の幼いエルサとアナが雪の人形で遊んでいるシーンに、ベイマックスとトトロの雪人形が登場しているとのこと。
2回目、そのシーンに注目してみたところ、ベイマックスは確認できましたが、トトロは確認できませんでした。
なんか耳のあるキャラはいましたがトトロではなかったですね。
隠しキャラとはいえませんが、エルサたちがアレンデール王国から旅に出たところで、前作『アナ雪』でエルサが作った氷の城が背景に登場しています。
また、エンドクレジットの後のおまけシーンで、エルサが魔法で作り出した氷の巨人マシュマロウと共に、短編『アナと雪の女王 エルサのサプライズ』に登場した小さな雪だるまスノーギーズが登場していました。
まだほかにも隠しキャラがいるかもしれません。
ぜひ探してみてくださいね!
隠れミッキーについてはこちらの記事をご覧ください。
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