映画『青くて痛くて脆い』(くてくて)のネタバレあらすじと感想!

2020年8月28日に公開される映画『青くて痛くて脆い』

大ヒットした『君の膵臓をたべたい』の著者、住野よるさんの5作目の作品で、『君の膵臓をたべたい』の価値観を壊すために書いた最高傑作とのこと。

『君の膵臓をたべたい』の実写映画もとてもよかったので、『青くて痛くて脆い』も楽しみにしています。

『君の膵臓をたべたい』は「キミスイ」と略されましたが、『青くて痛くて脆い』は「くてくて」と略されています。

映画『青くて痛くて脆い』の作品情報、公開後にネタバレあらすじ、感想をお伝えします。

【スポンサーリンク】

映画『青くて痛くて脆い』作品情報

田端は

作品名

青くて痛くて脆い

原作

住野よる『青くて痛くて脆い』
配給会社

東宝

監督 狩山俊輔
脚本 杉原憲明
主な出演者 吉沢亮
杉咲花
岡山天音
松本穂香
清水尋也
森七菜
茅島みずき
光石研
柄本佑
音楽 坂本秀一
主題歌 BLUE ENCOUNT『ユメミグサ』
公開日 2020年8月28日
上映時間  

原作は、住野よるさんの小説『青くて痛くて脆い』

青くて痛くて脆い青春を描いたサスペンスで、住野よるさんは「『君の膵臓をたべたい』で感動してくれた全ての人たちの心を、この本で塗り替えたい」と語っています。

2018年3月12日付オリコン週間BOOKランキング 文芸書部門で第1位、2019年1月、hontoが集計した「2018年二十歳が一番読んだ小説ランキング」で1位を獲得しています。

監督は、『映画 妖怪人間ベム』、ドラマ『○○な人の末路』『俺のスカート、どこ行った?』などを手がけた狩山俊輔さん。

脚本は、映画『貞子』『ニセコイ』などの脚本を手がけた杉原憲明さん。

主題歌は、BLUE ENCOUNTの『ユメミグサ』

小説のテーマソングとして、BLUE ENCOUNTの『もっと光を』が特設サイトなどで使われており、BLUE ENCOUNTのファンである住野よるさんが『もっと光を』の歌詞が物語の趣旨にぴったり合っているということで依頼して実現していました。

住野よるさんの希望で、映画でもBLUE ENCOUNTが主題歌を担当することになりました。

『ユメミグサ』は、映画のための書き下ろしで、作詞作曲を手掛けたボーカルの田邊駿一さんは「登場人物たちに宛てた手紙のような存在」と語っています。

予告

https://youtu.be/QH6AwVzYuVc

キャスト

  • 田端楓(主人公。「モアイ」の設立者) ・・・ 吉沢亮
  • 秋好寿乃(「モアイ」の設立者・リーダー) ・・・ 杉咲花
  • 前川董介(楓の親友) ・・・ 岡山天音
  • 本田朝美(董介のゼミの後輩。「モアイ」の幽霊部員。ポンちゃん) ・・・ 松本穂香
  • 天野巧(「モアイ」の幹部。テン) ・・・ 清水尋也
  • 西山瑞希(不登校の少女) ・・・ 森七菜
  • 川原理沙(楓のバイト先の後輩。「モアイ」に加入する女子大生) ・・・ 茅島みずき
  • 大橋(瑞希の学校の担任) ・・・ 光石研
  • 脇坂(「モアイ」の支援者) ・・・ 柄本佑

映画『青くて痛くて脆い』のネタバレあらすじ・結末

※ネタバレを含みますのでご注意ください

田端楓は、誰も傷つけないように、自分が傷つかないように、人と距離を置き、人を否定しないことを信条としていました。

大学1年の初めの頃、講義中に空気を読まず教授に世界平和についての理想論を語る秋好寿乃に出会います。

田端は、自分とは正反対の秋好をバカだと思いました。

そして、周りから敬遠された秋好の顔を見てやろうと視線を向けると、秋好は傷ついたような表情でした。

秋好と目が合いましたが、田端は声をかけずにその場を去りました。

その後、食堂で一人で食事していた田端は、秋好に声をかけられます。

それから、田端は秋好につきまとわれるようになり、初めは避けていましたが、いつのまにか秋好を受け入れていました。

秋好は、世界を変えたい、なりたい自分になることを信条としており、理想を追求していました。

理想とするサークルがなかなか見つからないと言う秋好に、田端は自分で作ればいいと言うと、秋好は一緒に作ろうと田端を誘いました。

目立ちたくないという田端の意見を聞き、秘密結社のようなサークルを設立することに。

そのとき田端が着ていたTシャツに刺繍された”モアイ”をサークル名にしました。

秋好はモアイのびらを配りますが、誰も見向きもしませんでした。

二人は、ゴミ拾いをしたり、フリースクールで不登校の少女・西山瑞希に勉強を教えたり、自分たちなりに世界平和に向けてボランティア活動をしていました。

そんなある日、モアイに興味を持った脇坂が仲間になります。

脇坂がモアイに加入したことをきっかけに、モアイの部員は増えていきました。

モアイが変わっていく中で、田端は自分の居場所がなくなるような感覚を覚えていました。

秋好も田端のことを気にかけて、田端が理想とするモアイになっているか尋ねますが、田端は自分の気持ちは言わずに秋好が良いならいいと言いました。

その後、秋好と脇坂が付き合っていることを知った田端は、モアイから離れていきました。

3年後、大学4年生になった田端が、親友の前川董介と飲んでいると、モアイのメンバーがお店に入ってきました。

モアイは大人数が所属するサークルに成長し、学生の就職活動支援をメインに活動していました。

田端は、元々モアイは自分と死んでしまった友人とで作ったもので、奪われ変わってしまったモアイを壊す考えを話すと、董介も賛同します。

董介は、モアイのスキャンダルを探るため、ゼミの後輩でモアイの幽霊部員である本田朝美(ポンちゃん)を誘って、モアイのイベントに参加します。

そこで、イベントを仕切る天野巧(テン)と出会い、連絡先を交換します。

董介は、テンが主催するバーベキューイベントに誘われ、田端と朝美と共に参加します。

そこには、モアイに加入したという、田端のバイト先の後輩の川原理沙も来ていました。

そのイベントはテンが女漁りをしているという噂があり、田端と董介は、その現場を撮影しようとテンの動きをうかがいます。

董介に挨拶に来たテンは、田端とも連絡先を交換します。

しばらくして、テンが女性を連れていくのを見た田端と董介は後を追います。

しかし、テンは女性に告白しただけでした。

コミュニケーション力が高く、一見チャラく見られるテンでしたが、好きになった女性とはうまくいかないといい、噂は間違いだったようです。

そんなとき、イベントに秋好がやってきます。

田端は死んだと言っていましたが、それは嘘で、秋好は変わらずモアイのリーダーだったのです。

それから1ヶ月後、田端と董介は巧と連絡先を交換してから迷惑メールが増えていることに気づきます。

テンが企業に連絡先を渡していたことを突き止めた田端は、董介に止めようと言われますが、SNSにアップしてしまいます。

モアイは炎上し、説明会を開くことに。

田端は説明会の会場に行きました。

そこに、秋好がやってきました。

秋好はSNSにアップしたのが田端だと分かっており、田端もそれを認めました。

田端と秋好はお互いを否定し合い、田端は最後に「お前を受け入れなければよかった」と言ってその場を去りました。

説明会で秋好はモアイの解散を宣言しました。

SNSにアップされた説明会の動画を見た田端は、秋好を傷つけたことを後悔し、秋好を探しに家を飛び出します。

しかし、秋好は見つかりませんでした。

田端は、なりたい自分になれていたらと後悔しながら、自分がモアイの情報を流出させた張本人だと自らSNSにアップします。

しかし、誰にも相手にされず何も起こりませんでした。

それから1年後、田端は後輩の川原から呼び出されます。

川原はモアイが解散した後、モアイの理想に強く賛同するメンバーで新たにmoaiを立ち上げて活動していたのでした。

その帰り、田端は秋好を見かけ、追いかけました。

田端は、拒絶されるかもしれないという恐怖を感じながらも、そのときはもう一度傷つこうという思いで、秋好の前に飛び出しました。

映画『青くて痛くて脆い』の感想

自分でも制御できない性格や嫉妬や疎外感などの感情が丁寧に表現されていて、リアルな物語だと思いました。

田端と秋好がお互いを否定し合うシーンは、衝撃的で痛かったです。

思い込みで自分を追い込んだり、誰かを傷つけたりしていないか、改めて顧みる機会になりました。

また、理想に生きるためには自分が傷つくことを受け入れる必要があることも改めて理解できました。

観た人の性格によって感じ方が違うかもしれない、誰でも自分と同じように感じたのかなと思いました。

人の気持ちに対しての感度が上がり、視野を広げてくれる映画でした。

映画『青くて痛くて脆い』の口コミ・評判

まとめ

映画『青くて痛くて脆い』のネタバレあらすじや感想をお伝えしました。

こんな物語を書いた住野よるさんがすごいと思いました。

【スポンサーリンク】