ネタバレ『ジュラシック・ワールド 復活の大地』ダンカンはどうやって生き延びた?続編はある?

※ネタバレを含みますのでご注意ください。

2025年8月8日に公開された『ジュラシック・ワールド 復活の大地』(原題: Jurassic World: Rebirth)

「ジュラシック・ワールド」シリーズの4作目で、「ジュラシック・パーク」シリーズ全体では7作目となります。

1993年公開の1作目「ジュラシック・パーク」から30年以上経っても新作にはワクワクしてしまいますね。

さらなる続編はあるのでしょうか。

ダンカンはどうやってD-Rexから逃げ延びたのか

映画のラストで、マハーシャラ・アリが演じたダンカン・キンケイドが、突然変異の恐竜 D-Rex(ディストータス・レックス)から仲間たちを逃がすために囮となりました。

発炎筒を使って恐竜を引きつける、このシーンは1作目でグラント博士とマルコムが発炎筒を使ってT-Rex(ティラノサウルス・レックス)を引きつけたシーンのオマージュですね。

かっこよすぎます!

尊い犠牲となったと思われたダンカンでしたが、なんと生きていました!

どうやってD-Rexから逃げ切ったのかは描かれませんでしたが、その後、照明弾を撃ち、救助されました。

映画の途中、島に上陸してジャングルの中を進んでいるとき、ダンカンは「ジャングルで身を隠すなら水の中だ」と発言していました。

D-Rexに食べられそうになっていたあのとき、水の中に潜って隠れることで、逃げることができたのだと思われます。

このときジャングルの奥が暗くなり、発炎筒の明かりが消えた描写がありました。

食べられてしまったのだと思いましたが、D-Rexの苦しむような鳴き声が聞こえたため、おそらくダンカンは発炎筒をD-Rexの口の中に投げ込み、その隙に水の中に潜って逃げたのでしょう。

生きていたんだ!という驚きのためにあえて描かれていませんが、そんなダンカンの勇姿も見てみたかったですね。

その後、救助されるときにまたD-Rexに襲われるんじゃないかとひやひやしました。

当初は死ぬ予定だったが・・・続編にも登場する!?

当初のシナリオでは、ダンカンは尊い犠牲となり死亡する予定だったそうです。

しかし、ダンカン役にマハーシャラ・アリがキャスティングされたため、それなら死なせないでおこうという流れに。

ところが、マハーシャラ・アリが出演を決めたときの唯一の要望が「ダンカンを死なせられないか?」だったそうです。

そのため、やっぱりダンカンは死亡するシナリオでいこうということになり、ダンカン死亡エンディングが撮影されました。

しかし、ユニバーサル・ピクチャーズ(ユニバーサル・シティ・スタジオ)から「ダンカンは生かしておきたい」という要望があり、ダンカン生存エンディングも撮影することに。

そして、両方を試写した結果、生存エンディングのほうが選ばれ、ダンカンは生き残ることになったそうです。

そんなメタ的な要因もダンカンが生き延びた理由でした。

メインキャラクターが死んでしまう悲しい結末は、なんとなく「ジュラシック・パーク」「ジュラシック・ワールド」には相応しくない気がします。

やはり楽しいエンタメ映画という立ち位置だと思います。

個人的には恐怖に振り切ったホラー版「ジュラシック・パーク」「ジュラシック・ワールド」も観たいですけどね。

ダンカンを生かしておきたいということは、ユニバーサル・ピクチャーズ的には、続編にもマハーシャラ・アリを出演させたいと思っており、ダンカンが登場する直接的な続編を考えているということです。

D-Rexも生き残っていますが・・・

あんな恐竜といえないモンスターにするなら、どうせならもっと派手に戦って倒してほしかったです。

「ジュラシック・パーク」「ジュラシック・ワールド」は人気シリーズで稼げるので、会社的にはずっと続けたいと思っているでしょう。

今回ダンカンが生き残ったことが重要なポイントになりそうです。

3作目『ジュラシック・パークⅢ』と4作目『ジュラシック・ワールド」の間は10年以上空いていますが、それ以降は3〜4年で新作が公開されています。

8作目は2028〜2029年頃に公開されるのではないでしょうか。

新情報を楽しみに待ちましょう!